帰国後最初の食事を何にするか?

日本に一時帰国するとき、「帰国後最初の食事を何にするか?」というのは、途上国駐在員にとって最も重要な決定事項の一つだ。

このためにSurvive!

帰国前のラスト1週間は忙殺されるが、これをモチベーションに仕事をしている、と言っても過言ではない。自他共に認めるラーメン好きの古賀が、今回の帰国後最初の食事に選んだのが、これだ!!

食べログ

★★★☆☆3.69 ■予算(夜):¥1,000~¥1,999…

日本は暑いと聞いていたが、ぶらりの鶏白湯ラーメンであれば大丈夫。ここの鶏白湯は口当たりが濃厚にもかかわらず、後味がスッキリ、という摩訶不思議な旨さ。もちろんコラーゲンたっぷり。鳥チャーシューもジューシーで山くらげというカリカリ系の新食感トッピングがさらに食欲を駆り立て、ラーメン大盛りにしたっけ?、と思うくらいさーっと無くなってしまう。

しかも日暮里にあるため、成田空港から帰る時にはまさにベストポジション。もうここしかない!!そう心に決め、仕事を踏ん張り、友人の門出に立ち会って、飛行機に乗った。

気持ちを高ぶらせる!

機内食なんか食ってやるものか!!え!機内でアサヒビールが飲めるの!?前までなかったじゃん!!でも我慢だ!!耐えれば耐えるだけ、最初の一啜りの感激が増すものさ!!こんな時に限って、1時間30分の遅延!トランジットは2時間弱しかない!羽田便に振り替えられたら計画が台無しだ!速攻で下乗、もはや我が庭とかしたスワンナプーム空港駆け抜け、余裕の搭乗。

さあもう少しで日本だ!成田空港に着き、妻、娘、母親の順で安着連絡。母から「今日はご飯どうするの?うちで食べるの?」母さん、僕の舌は、僕の身体はすでに、1週間前から鶏白湯ラーメン仕様になってしまっています。いくらおふくろの味とはいえ、今回は遠慮させていただきます。「お父さんが今日法事で帰ってこないから、一緒に行こう!」わかりました母さん、一緒に食べましょう!スカイライナーに飛び乗り、40分弱をソワソワソワソワ。ホリエモンの著『多動力』を読んでも、頭に入った先から抜けていく。

こんなにじれったいなんて!!永久の時を経て日暮里に到着!お母様、今どちらでしょうか?「ごめーん!10分くらい遅れるわ〜!」お母様、息子の私にも許せることと、許せないことがあります!!!!!!悪びれる様子もなく、母到着!よしいざぶらりへ!!

、、、、、、、、まさかの定休日、、、、、orz

そして、砕け散る

全身の力が抜けるとは、このことだ。もちろん自分の詰めが甘かった、これは認めよう、、、ただどうしても気持ちの整理がつかない。せめてラーメンが食いたい!と思って近くの有名店、馬賊へ。日曜日にも関わらず、人で賑わう店内。最近では珍しいもっちもちの手打ちラーメン。チャーシューもほろほろ系であっさりスープはいつまでも飽きない。のだが、ぶらり舌になっている現状では一抹の喪失感がある、今日この頃であった。帰国後最初の食事を決めるときは、同じ轍を踏まないよう、心がけていただければ、幸いである。

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